草加の片隅で毎年行われる園藝イベント「隅の園藝」に行ってきました。
- 2024年4月17日
- 隅の園藝
最近多くのイベントが開催されている草加市ですが、その中から面白そうなイベントを訪問するレポートを始めてみようと思います。
主催者の立場から感じるイベントの魅力や感想などをお伝えできたら!
今回訪問した「隅の園藝」は、以前、取材させていただいたカトーエンゲーの加藤さんが主催している、今年で3回目となるイベントです。
加藤さんは、マルシェで毎回出店いただいているCosmico plantsの岡田さんと親交が深く、マルシェにもよく足を運んでいただいています。
こちらのイベントは予約制で、午前中の時間帯は毎回チケットが完売しているという人気のイベントです。
関東近隣に住むアガベなどの塊根植物が好きな方達の多くが毎年このイベントを楽しみにしているようで、イベントの日が近づくとSNSでもざわついてきている様子が伺えます。
聞いたところによると、午前中は入場制限がされていて、道には行列ができていたとのことでした。このような人気のイベントが、青柳という草加の片隅で行われているとは、なんとも不思議な感じです。
午前中は混雑しているとのことだったので、午後1:00ごろに着くように会場に向かいました。
久しぶりの新田駅。再開発が始まってきた2021年末に開催したカメラ部以来の訪問です。以前は、歯抜けのように建物が抜けている部分があった感じですが、現在は、広く何もない土地にポツポツと建物が立っているような風景が広がっていました。
バスを降り歩いて会場に近づくと、植物の中に人の賑わいのあるエリアを確認。すぐにそこが会場だということが分かるほどの熱量が感じられました。
受付を済ませ会場内に入ると、さまざまな個性的な植物を扱う店舗の中にビールやコーヒー、またピザやタコスなどの軽食を扱う店舗も。
マルシェにも出店いただいている、エコマコーヒーさんや成島商店さんも出店されていました。
奥にはカトーエンゲーさんの商品や作品のあるビニールハウスがあり、その中で皆さん食い入るように植物を眺めています。
3年前に加藤さんへの取材でここを訪れた時から、かなり規模が大きくなっていることにびっくり。体感としては当時の3倍くらい敷地が広がっていました。
自然に生息しているかのような配置で植えられている植物の中を歩きながら回遊することができるので、ちょっとした植物園に来たかのよう。
これらの植物の価値がよくわかっていない私がみても圧巻の質量。そしてこの特異な形状の植物が大きく育っている様はとても迫力があり、ここは本当に日本なのか?と疑わしく思ってしまうような、どこか異国に迷い込んだかのような、そんな錯覚を覚えました。
1つのビニールハウス内では、イベント用にDJブースが設置されており、程よく脱力した雰囲気。
異国を感じる植物の中でのリラックスした音が、とても心地よい空間を作っています。このような空間を作ることができるのは、草加の中心地から離れたところだからこそできることなのかもしれないですね。
お子さんを連れてくる人が多かったのが印象的でした。
大人たちの多くがご機嫌な様子だったので、心なしかお子さんたちものびのびと遊んでいるように見えました。
会場では、お客さんたちが興奮気味にお店の人との会話を楽しんでいる様子があちこちで見られました。聞くと出店者の中には、九州・関西・中部地方などの遠方から来ている方もいるそうです。
その界隈ではとても有名な方達らしく、多くの人がこのイベントへの訪問をSNS等で話題にしているのも、だんだん理解してきました。
なんと、イベントオリジナルパッケージの「草加せんべい」が!
ここが草加であるということを一気に思い出させてくれるアイテムにびっくりです。笑
他にも、オリジナルのコーヒー豆や、イベント限定のIPAビールなども販売されていました。私が行った時はビールはすでに完売。販売していた成島商店さんは、売れ行きの良さにとても驚いていました。
イベントに来ている方、出店者、みなさんがとても良い方ばかりで、植物に詳しくない私でも楽しむことができました。
主催者の「楽しもう!」という気持ちが、来ているみんなに伝染して、みんなもつられて楽しんじゃっている。そんな印象のゴキゲンなイベントでした。
カトーエンゲーでの次のイベント
さまざまな塊根植物を楽しめるカトーエンゲーでの次のイベントは 5/4 チリチリ草加。
詳細はこちらをチェックしてみてください。4/20(土)から受付開始。ピクニック気分で楽しめるイベントです。
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