第七回 草加カメラ部「再開発中の街を切り取ろう」リポート
- 2021年12月29日
- 草加カメラ部リポート
第七回目の「草加カメラ部」のテーマは「再開発中の街を切り取ろう」
今回は、スペインの映像作家さんと再開発中の新田駅周辺をカメラを持って街歩き。
草加市出身の奥さんから草加カメラ部の活動を知り、来日の際には草加カメラ部に参加したいと思っていただいていたようです。国を超えた方にも参加してもらえることに、不思議な縁を感じます。
今回は、2021年5月の草加カメラ部で歩いたルートと似たルートを歩くことにしました。というのもその時、建物の間に歯抜けのように更地がある新田駅前の状態を見て、それからこの地を訪れることがないまま7ヶ月ほど経った今、おそらく変わっていくであろう街の様子を見に行ってみたいと思ったからです。
再開発中の経過を追ってみて、それをカメラ部に参加している人たちがどのように感じているのかを知るためにも、新田を舞台にしたカメラ部の活動は定期的に行ってみることにします。
駅からすぐそばにある「新田横丁」
営業していないお店が多いように感じましたが、この通りは再開発から外れたエリアなのか、新しそうな住宅もありました。
東口のロータリーから続くメインストリートは、前回来た時にあったお店はどんどん壊されて更地が広がっていました。みなさん口々に、「ここの酒屋さんもなくなっちゃったんだ!」「不二家もなくなってる!」「いなかっぺは、移転していたね」など、自分と同じく久しぶりに新田駅前を目にした人からは、驚きの声が挙がっていました。
更地になった故に、それまで気に留めていなかった家や建物を発見できたり。更地の奥にある住宅は、素敵な作りの平家の一軒家ですが、こちらも壊されてしまうのかなぁ?
綾瀬川方面へ。
夕暮れ時、川に映り込んでいる景色が透き通って見えます。冬の撮影は寒くて大変なのですが、この時ばかりは、みなさん集中して撮影していました。綾瀬川って、雰囲気のある川だったんだなって改めて感じます。
川を渡り、住所としては草加ではないエリアにも。
古くからある酒屋さんや、そのそばにある神社や船着場などを、観光気分で回ります。神社周辺では、ラジオ体操が行われているよう。船着場は、近くの藤助酒店から寄贈された公共空間。散歩中にあったら休憩したくなるちょっと贅沢な空間です。
あっという間に、暗くなってきました。
橋の上からは、空が広く感じます。
最後に西口の駐輪場を周り、駅に戻ります。
こちらの駐輪場は、木造の大空間が広がっていて、個人的にとても興味のある建物です。駅からすぐ近くにいくつか大規模な駐輪場があるのも、新田駅の面白いところです。
最後に少し挨拶して解散。スペインから参加していただいた方は、みなさんにアップしていただいている #草加カメラ部 の投稿も興味深く見てくれているとのこと。「バルセロナでカメラ部やるときは案内します」と、夢のある話をしてくれました。
いつか実現してみたいですね。
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