第三回 草加リソグラフ部「草加野菜カレンダーを作ろう!」リポート
- 2021年9月13日
- 草加リソグラフ部リポート
第三回目の「草加リソグラフ部」のテーマは「草加野菜カレンダーを作ろう!」
草加で収穫されている季節ごとの野菜に、それらが作られている町名を切って貼って原画を作り、リソグラフで印刷して、カレンダーにします。
今回は、部屋に入ることのできる定員いっぱいの8名の方に参加いただきました。高校生や大学生も、それぞれの親御さんと一緒に参加していただき、賑やかに時間が過ぎていきました。色々な世代の人が交わるのが毎回楽しいです。
みなさん、毎回作業に入ると沈黙の時間が続きます。
初めは、この沈黙の時間に気まずさを感じていたのですが、最近は、「集中して、ものを作る時間」と考えています。日常生活で、そこまで何かに集中することも少ないかもしれないので、たまにはそんな時間もあっても良いのかもしれないと思うようになりました。
前回「草加タイポ柄の紙でポーチを作ろう」の時に作ったポーチを、道具入れとして持参してきてくれている方もいて、とても嬉しかったです。使ってもらえるものを今後も提案していきたいですね。
様々なアプローチでみなさん、コラージュをしています。
今回はデザイン面での遊びが少ないので、果たして楽しめるものになっているだろうか?と思っていたのですが、限られたルールの中でも、それぞれオリジナルな工夫をしていました。
事前テストで作ったカレンダーも大活躍。こちらで出来上がりのイメージを膨らませていただきました。
今回は、いつも使っている「黒」と「赤」のインクではなく「緑」と「赤」のインクを使うことも、見本があることによりイメージしやすかったのではないかと思います。
原画が出来上がったので、いよいよリソグラフ印刷に入ります。
今回は、リソフラフの扱いに慣れた方がいたので、お任せしてしまいました。まだまだ使いこなせていない機能もあるので、ゆっくりと試していきたいと思っています。
続々と印刷が仕上がってきました。緑の色も良い感じに乗っています。
ここから赤インクを使って二度目の印刷を行います。
休日・祝日を示す赤色が加わるとグッとカレンダーっぽくなります。
参加者の方には、こちらの三色のカレンダーをお持ち帰りいただきました。
これからを和綴じにして、完成です。A5サイズで、ちょこっと飾るのにちょうど良いサイズ。
これまで三回リソグラフのワークショップを行ってきた中で、だいたい参加者が決まってきているように感じています。
公開のワークショップは、しばらくおやすみして、これまでの参加者さんたちを対象に、リソグラフのスキルやデザイン力向上など、ステップアップしていくような試みにしていこうと考えています。もし、その活動に興味のある方がいましたら、お問い合わせください。
また、これまでのワークショップで気になるものががあるという方は、6名以上で、時間を合わせて開催できますので、こちらからご連絡いただければ!
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