「隅田川マルシェ出店」リポート 1

ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 メイン写真

東京都江東区の清州橋のたもとで行われている「隅田川マルシェ」に出店者として参加してきました。
 
草加ローカルストーリーでは、2021年10月に草加でマルシェを主催することを計画していたのですが、コロナなど様々な条件により、開催を断念することになりました。その草加でのマルシェで私たちが行おうと思っていたことの1つ、「草加産の野菜販売」を都内のマルシェでやってみることにしたのです。
 
野菜の手配をしていただいたのは、トマトや、しいたけを栽培している「草加ファーム石関」の石関博幸さん。
近隣の農家さんに呼びかけていただき、たくさんのお野菜を用意していただきました。
 


 
隅田川マルシェは「ソーシャルマルシェ」と言って、地域住民が楽しみながら社会に参加できるマルシェをめざし、2019年より定期的に継続しているマルシェです。通常のマルシェは、事業者が中心となり進められているのですが、そのような利益を追求するだけではなく、多くの人が「繋がり」「集う」場所を作ることを目的としています。
 
将来、そのモデルを草加でのマルシェで実現するために、草加のマルシェで関わる予定だったスタッフや仲間も、このマルシェにスタッフとして参加していただきました。
 
ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 手伝い
 
ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 手伝い2

マルシェスタンドをみんなで運び、それを組み立てます。
通常のマルシェでは、既に組み立てられたスタンドを用意されているケースが多いかと思いますが、出店者もボランティアさんも、みんなで組み立てて、全てのスタンドの組み立てが終わったことを確認してから、各店舗の準備スタートです。

 
ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 店頭

当日の朝、石関さんのところから届いた野菜がズラリ。新鮮な葉物はきれいでピンと伸びています。
小松菜をはじめ、ほうれん草、水菜、ベビーリーフやリーフレタスなど、使いやすいお野菜たち。たくさんの方の元に届けられたらいいなぁ。

 
ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 店舗

こんな感じの店舗になりました。草加街タイポの紙で作ったガーランドや、草加野菜カレンダーも飾り、これまでリソグラフ部で作ってきた作品が、たくさん。

活動してきたことが、何か形になって発表できる場があるって、大切ですね。

 
ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 清州橋

隣の店舗は清澄白河のクラフトビール屋さんで、そのスタッフの一人が、なんと草加市出身とのこと。
通っていた高校の話など会話が弾みました。びっくりです。
 
マルシェを目指して来ているお客さんもいれば、たまたま通りかかったという感じのお客さんも、色々な人が川沿いを通ります。犬の散歩やジョギングしている人もちらほら。

今回、意外だったのは、隣の店舗の方をはじめ「草加市出身」の方に、多く出会えたこと。
「出身地の野菜だから、買わなければ!」「買わなくて良いの?」などと、言っていただけたり、出身が同じだけで、なんだか仲間のような気分になり、楽しい時間でした。

 
ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 マルシェ風景

マルシェは、清州橋のたもとにあるホテル「LYURO」の真下に位置する「隅田川テラス」部分に、お菓子やドレッシング、雑貨やワークショップなど、多彩なお店が15店舗ほどが並び、パフォーマンスも行われていて、賑わいを作っていました。

東京都は、このようなパブリックなスペースに賑わいを作ることに協力的なようで、場所の利用料金なども発生しなければ、民間の一団体であっても行政と直接やりとりをすることができたり、酒類の販売も可能など、条件面ではずいぶん草加市とは異なり、大変羨ましいなと個人的には感じています。

 
ローカルWEBメディア・地域サイト 草加ローカルストーリー マルシェ出店 草加野菜 完売

スタッフのおかげで、野菜は全て完売。
いざとなったときに、助けてくれる人がいることを改めて実感し、やってみてよかったと思いました。


今回のマルシェに出店者として参加してみて、生活と川が近い、このようなマルシェを草加を流れる綾瀬川の公園で、いつか実現しようと、より強く感じました。