空と緑のマルシェに草加の本染めで出店しました。
- 2022年10月10日更新
- 草加本染LOVERS
2022年10月1日、日比谷公園で開催された「空と緑のマルシェ」に草加の本染めの商品で出店しました。
獨協大学経済学部 高安健一ゼミナールの草加本染LOVERSの皆さんと一緒に、草加の伝統産業である注染染めを知ってもらおうと、手拭いや、染めの生地で作ったヘアターバンやベルトやバックなどを販売しました。
普段は入ることのできない日比谷公園 第二花壇を期間中だけ解放して行われたマルシェ。
都会の真ん中にある広々とした芝生エリアで行われるマルシェは、解放的で良い雰囲気。
草加市の中央に位置する、まつばら綾瀬川公園でもこんなマルシェができたら良いな〜と思いつつ、学生さんと協力して店舗のディスプレイを進めます。
草加本染LOVERSのみなさんは、6名のメンバーから構成されていて、草加の本染めを広めようと、自分達でオリジナルの作品を作り販売するなどして、伝統を残していく活動をしています。
今回、初めてみなさんの作品を拝見したのですが、とても目の惹く商品で、誠実に取り組んでいることが伝わってきました。
私たちの行なっている、草加で注染染めの生地で身近なものを作る「SOKA FABLIC PROJECT」の活動と、大学生が本染めでオリジナルの作品を作る「草加本染LOVERS」の活動で、マルシェに訪れる人たちにどんなアピールができるのか?自分達の商品はきちんと売れるものなのか?など不安もありましたが、足を止めて話を聞いてくれる方や、中には購入していただく方もいて、本当にやってみてよかったと思いました。
特に、大学生の存在はとても大きく、一生懸命伝えようとしている若者の話を丁寧に聞いていただくことが多かったです。その中には中央区の議員さんなどもおり、大学生の活動に関心を持っていたようでした。
芝生に寝転んで、飲食を楽しめるマルシェ。お昼から夜までの長い1日の中で、自分達も大学生たちも、買い物をしたり、休憩したりしながら、マルシェ自体も楽しみました。
長く同じ空間にいるので仲間意識が生まれるのか、他の出店者さんとも交流ができたのは楽しい経験でした。
夜には、バルーンのライトが光る幻想的な空間に。
商品を照らす照明が弱かったため、夜の時間帯での販売には苦労しましたが、そんな時も、みんなのスマホで照らして説明するなど、工夫しながら対応していました。
草加本染LOVERSのみなさんからは
「想定よりも多くの人に買っていただけた」
「実際に自分達が草加の本染を広めることができていると実感できた」
「自分達が作ったものが実際に売れるところを目の当たりにできて嬉しかった」
と、マルシェ出店の試みに手応えを感じていただけたようで、ほっとしました。
また機会があれば出店してみたいとの声もいただいているので、タイミングや条件が揃ったら、また都内でも草加の注染染めを広める活動をしていければと思っています。
こちらのワークショップは「ふるさとまちづくり応援基金」により活動を支えていただいています。
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