空と緑のマルシェに草加の本染で出店します。
- 2022年9月14日更新
- 2022年10月1日出店
去年、草加の野菜販売で出店していた隅田川沿いで行われている「隅田川マルシェ」
その実行委員会が企画する新しい試みとして、日比谷公園で行う「空と緑のマルシェ」に、草加ローカルストーリーの出店が決まりました。
今回は、獨協大学経済学部 高安健一ゼミナールの「草加本染LOVERS」の皆さんと一緒に、草加の伝統産業の本染めを、都内の方にも知ってもらえるようにアピールします。
草加からも電車で乗り換えなしで行くことのできる場所ですので、ぜひ足を運んでみてください!
草加 FABLIC PROJECT
草加ローカルストーリーでは、今年より草加の伝統産業の一つである注染染めを身近に感じてもらうため「SOKA FABLIC PROJECT」の活動を始めました。
前回の草加ローカルフェスタでは、その第一弾として、注染染めの浴衣生地で作ったヘアターバンを販売したところ「そもそも本染めが草加の伝統産業ということを知らなかった」という人や「もっと早く知っていたら弟子入りしたかった」という人まで、多くの反響がありました。
今回は都内で行われる大きなマルシェで、草加の本染めの存在を知ってもらったり、それを身近に感じてもらえるよう、多様な商品の制作を進めています。
「草加本染LOVERS」の皆さん
草加で注染染めの技法を伝えることのできる伝統工芸士は昼間時良さん(85)のみ。
そのことから、その伝統が途絶えてしまうことを危機的に感じた獨協大学経済学部 高安健一ゼミナールの「草加本染LOVERS」の皆さんが現在、草加の本染めを広める活動に取り組んでいます。
6名の大学3年⽣からなる「草加本染LOVERS」の皆さんは、ゼミの活動として本染めの製品開発を進めているのですが、なんと、自分達で手ぬぐいをデザインし、その型を彫り、さらには染めの作業にも参加するなど、全ての工程を学びながら作品を作っているんです。
大学生の皆さん自らが作った「若者×伝統」という視点による草加の本染めの商品。どんな仕上がりになっているのか、とても興味深いですよね。
また、草加市にある大学の学生によるこれらの活動やその姿が、都内のマルシェに遊びにくる人たちにとって、どんな風に映るのか。その反応を見るのがとても楽しみです。
草加に住む方もちょっと足を伸ばして、行動力のある若い学生達に実際に会って刺激を受けたり、その活動を応援しに来ていただけたら、嬉しいです。
空と緑のマルシェ詳細
こちらの試みは「ふるさとまちづくり応援基金」により活動を支えていただいています。
アンケートのお願い
いつもご覧いただき、ありがとうございます。もしよろしければアンケートにご協力ください。後の編集・企画立案の参考にさせていただきたいと思います。(個人情報を入力する必要はございません。)