お客さんと共に作り上げてきた空間を感じる喫茶店『Tea Room JUNE』
- 2021年12月28日
- JUNE
大学生のリンネです。
前回の記事のイラストが好評だったので、今回も載せてみました!
第2回目の投稿では、レトロな喫茶店(純喫茶)を紹介します。
獨協大学前駅から歩いて5分くらいのところにある純喫茶『ティールームJUNE』さん。ツル草に良い具合に覆われたレンガ壁、雰囲気があります。
入り口には、『JUNE』と書かれた赤色のマット、手書きのメニュー板と木製のメニュー板、子ども避難所のスマイルマークなど、情報がギュッと詰め込まれた感じ。愛せます。
私の個人の印象としては、喫茶店ってフードのバリエーションが少ないイメージがありますが、ここの喫茶店は違うんです。
とてもたくさんのメニューがあるんです。どれも美味しそうなので、迷っちゃって選べない!!
わたしが伺った時は、店内は満席状態でしたが、お客さんのほとんどが常連さんのような感じでした。
『●●さ〜ん、今日は何してたの〜?』『お買い物してきたわ〜』なんていう会話が、厨房からも、厨房から遠い客席からも飛び交っているんです。
会話を盗み聞きしているだけで、勝手に楽しくなっちゃっていました。
いつか会話に仲間入りしたいなぁ
みなさんの居心地良さそうな姿、、、好きな本を読んだり、お気に入りのメニューを堪能したり。
客席の壁にはギャラリーが展示してあります。聞くところによると、2週間ごとに作家さんや作品を変えているらしいのです。
ひと月に2回も店内の雰囲気が変わるなんて、来店する度にワクワクしちゃいますね。
今回は西洋美術の作品だったのですが、地域住民の方の編み物なども展示したりするらしいですよ。
ジャンルを縛っていない感じ、好きだなあ。
『この芸術家さん知ってる〜』『○○年代の作品だよね〜』『この置き物凄くかわいい!』なんて会話をしていたら、あっという間にお料理がご到着。
悩んだ末、喫茶店の定番”ナポリタン”にしました。ケチャップの絡んだ太麺に、具材はピーマン、ソーセージ、玉ねぎとシンプルな具材。丁寧に作られていてボリューミーです。ビールも頼んじゃいました。
店内には、照明器具とスピーカー、マイクスタンドなども置かれていました。聞いてみると、定期的にライブイベントなども行われているそう。
地域の人たちによるギャラリーや音楽イベントが楽しめるなんて、素敵な喫茶店だなあ。
隠れ家的雰囲気な外観。
一歩店内に足を踏み入れるとそこは、喫茶店でありながら、地域の人たちの趣味や得意なことをお披露目できるギャラリーやライブも行われている空間。
常連さんやお客さんと共に作ってきたかのような空間で、血の通った付き合いや、歴史を垣間見ることのできた素敵な時間でした。
レポート場所
ティールーム ジュン 〒340-0011 埼玉県草加市栄町3丁目6−9 草加ガーデンハイツ B棟
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