みんなの保健室 陽だまりと、ライフノートを作ります。

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草加ローカルストーリーでは、地域で活動している人たちと一緒に、何ができるかを模索しながら、活動中です。
今回は、以前に取材したことをきっかけに、交流を深めてきた服部さんが主催する「みんなの保健室 陽だまり」にお邪魔しました。「みんなの保健室 陽だまり」とは、草加を拠点に地域で気軽に健康相談ができるコミュニティとして、特にご高齢の方が定期的に参加している場です。


服部さんと密かに進めてきた、高齢者を対象にした「ライフノート」。
よく高齢者の方には「エンディングノート」を書くことを勧められるけれど、そうではなく、これから残された人生をよりよく生きるためのノートを作りたい。との提案に、何度か試作を見せながら進めてきたものを、直接みなさんに披露する機会を作っていただきました。
 
高齢者ならではの悩みなど、活発に意見が飛び交っている活気のある現場を感じつつ、まずは、服部さんからライフノートの重要性を説明していただきました。
 
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いきなり親を失い残された40代から50代の方々から「親はどんなことを思って生きていたんだろう?」「晩年の暮らしぶりを知らなかった」ということを、よく耳にするというお話。
言葉を残すことの大切さ、簡単で良いのでメモを残し、自分自身で振り返ってみることにより、残された人生を、よりよく生きられるのではないか?というお話。
 
子供の世代に当たる自分にとっても、親の世代に当たる陽だまりに参加されている方にとっても、うなずくことの多いお話を、わかりやすく伝えていました。
 
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まずは、少しでも良いので、できれば毎日何かを記してもらいたい。というコンセプトで、「思い描いていること」や「もやもやしていること」だけを吹き出しの中に書くだけのページや、俳句が趣味の方がいらっしゃるとのことで、俳句を詠むのに適したページなど、陽だまりライフノートの中の各ページについて説明しました。
 
ページ内のデザインに入れているイラストは、服部さんが描いたもの。ノートのデザインは今後変更可能なので、イラストが得意な方などいらっしゃったら、そのイラストをノートデザインにできることなどをお伝えしました。
 
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説明を受け、こちらのライフノートについての意見を、一人ずつお聞きしていきます。
「字を書くことは苦手だけど、やってみようと思う」とか「最近は息子や娘と交流がほとんどできていないので、このようなものを残すことは大事だと思う」とか「自分も亡くなった旦那さんや親がどのように暮らしていたか知りたかった」など、たくさんの方が賛同していただきました。
 
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みなさんにノートをお渡しできたところで、まずはスタート地点。
これから陽だまりでは、ノートに書かれたことをご自身の中で振り返る時間を作り、この一週間何を思ってきたのかを自分自身に問うような機会を作っていくそうです。
 
みなさんのアイデアによって、少しずつ形を変えていくライフノート。
今後、皆さんどんなノートを作っていくのか?書くことによって、どんな影響があるのか?を、ゆっくりと見守っていきたいと思います。

 
 

陽だまり開催場所

さかえーる 〒340-0011 埼玉県草加市栄町1丁目1−14